買い取り屋とは
買い取り屋という闇金融業者のタイプがあります。買い取り屋というのは、法外な金利を請求するというタイプではなく、クレジットカードのショッピング利用枠を利用して現金を徴収するという方法です。基本的にクレジットカードを契約するとショッピングなどの支払いがカードででき、後で一括または分割で支払う事ができるというものになります。その際には利用できるショッピング利用枠という上限があり、その範囲内であれば買い物ができるのです。また、クレジットカードにはショッピング利用枠の他にキャッシング利用枠というのがあり、その範囲内であればキャッシング(借り入れ)をすることができるのです。キャッシング枠も上限に達すると借り入れをする事ができなくなります。そういった人を狙っているのが買い取り屋です。
キャッシング枠も上限に達すると、借り入れをする事ができなくなります。キャッシング枠とショッピング枠は別枠になっていますので、キャッシング枠は利用できなくてもショッピングはできるのです。そこで買い取り屋はショッピング枠を利用し、商品を購入させそれを現金で買い取ります、という手口になります。例えば値が下がらないような高額なブランド品をショッピング枠いっぱいの50万円で購入させます。その50万円相当のものを半値以下の20~25万円程度で現金で買い取りをするという方法で、買い取りをしたブランド品は新品未開封ですのでインターネットオークションや質屋に行くと40万円程度では売れるのです。それだけで買い取り屋は20万円近い利益が出るのです。逆に利用した人は単純に50万円支払って20万円の現金を手に入れるので、何もせずに30万円の借金が増えただけなのです。
また、買い取り屋によっては90%で買い取りをすると謳っていても、実際には商品が傷ついていた、指定した商品と違うなどの難癖をつけて50%以下でしか買い取りをしないという業者もあります。その他にも指定した店舗で商品を購入するように指定をし、実はその店舗も買い取り屋と同じ系列の会社だったりもするのです。
もしも、その被害をカード会社に伝えたとしても、カード会社の規約では、支払いが完了するまではその商品の所有権はカード会社にあるという場合がほとんどですので、その商品を無断で売ってしまったということで逆に規約違反とみなされ、一括での支払いを請求されてしまう事にもなりかねないのです。
このように、ショッピング枠の現金化は違法ですので、そういった手口は間違いなく闇金融関連の買い取り屋ですので注意が必要です。